神道の家庭のまつりには、神棚で行う神様のまつり、御霊舎で行う祖先のまつり、そして、季節ごとや人生の節目ごとに行うまつりがあります。
神棚のまつり
私達の生活に身近な神様をおまつりする神棚…。
だから神棚のおまつりは、毎日欠かさずに行うのです。
「おまつりする」といっても難しく考える必要はありません。家族みんなが毎日挨拶したり食事をとる。それと同じように神さまに接すればいいのです。
毎朝、食事の前に顔を洗い、手と口をすすいだ後、神棚の榊の水を替え、燈明に灯をともして神饌(神さまの召し上がりもの)をお供えします。そして「おはようございます。いつもお守り下さりありがとうございます。どうか今日も一日、家族みんなが無事に過ごせますように」とお参りすればよいのです。
ここでは、お供えについて詳しい解説を致します。
神棚のまつりに関しては、他にも次の内容を解説しております。
お供えについて
毎日神饌(神さまの召し上がりもの)を供えます。
神饌(しんせん)を供える
毎日お供えする神饌は、お米・お塩・お水の三品で、これらはいずれも私達が生きてゆく上で欠かせないものです。
お正月や毎月一日、家族にとって大切な日などには、この他にお酒や野菜、果物などもお供えします。
神饌は、神さまにお供えした後、神さまの力を頂くという意味で、「おさがり」として家族みんなでいただくのです。
又、いただき物や季節の初物なども、まず神さまにお供えしてからいただきましょう。
お供えの仕方
神饌を供える時にも、実は順番があります。
以下を参考に正しく供えましょう。
以下を参考に正しく供えましょう。