神道の家庭のまつりには、神棚で行う神様のまつり、御霊舎で行う祖先のまつり、そして、季節ごとや人生の節目ごとに行うまつりがあります。
祖先のまつり
人は、身内の方を亡くしても、その人をいつも身近に感じていたいと思うものです。
亡くなった方の霊は、この世にとどまっていつでも子孫を見守ってくれているという、日本の伝統的な考えは今も生き続けているのです。
祖先がいなければ私達は生まれていないはず、祖先のまつりとは、そんな生命のつながりの大切さを身近に感じるものなのです。
ここでは、御霊舎のまつり方、お供えの仕方、お参りの仕方から年中行事まで祖先のまつり方についての詳しい解説を致します。